新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒ご協力の程お願いします。
昨年は大きな問題も起こることなく一年を終えることができました。
役員、会員諸氏のご協力に依るものと改めて感謝申し上げます。
現在、日本の書道界はユネスコの世界遺産に日本の書道文化を登録するよう運動を行っております。
書道文化が世界に認められることは非常に大きな誇りとなり、これから書道を志す若い方に大きな力となるでしょう。
今、自分が思っていることは、小中学校での書道教育についてです。
数年前に全日本書道連盟にて書道教育推進の署名活動を行い、九十数万人の署名を文化庁に渡しました。
現在、大学で書道を勉強している方の就職先は、書道用具店、印刷会社、中高の国語教師等です。
もし小中高で書道が一科目として認められれば、各学校に一人の書道専任の教員を得ることができます。
大きな就職先となって、書道を専門に勉強する方が増えるはずです。
書道は文化だから決してなくならないと言える現状ではありません。
これから三十年、四十年先に日本の書道文化は残っているのでしょうか。自分としては非常に不安です。
現在、本会役員、同人会会員としてご協力いただいている先生の数は百数名。
昨年の同人展は四十名ほどの出品でした。多い時の半分以下となってしまい寂しい限りです。
本年は六月八日より十日の四日間にて第二十九回青硯書道会展、
十月九日より十五日の七日間にて第四十六回青硯同人会展を予定しております。
ご協力の程合わせてお願い申し上げます。
私事ですが、改組新第三回日展に入選することができました。
今回は轟友会から審査員が出ず、昨年以上に厳しい審査と聞きました。
そのような中で入選できたことは、師樹邨先生、轟友会、牛刀会の諸先生のご尽力のお陰と感謝申し上げます。
会員の皆様の更なるご健康、ご健筆をお祈りし、新年の挨拶といたします。
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- 2017/01/01(日) 15:10:10|
- ご挨拶
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新年明けましておめでとうございます。
昨年11月16日に本会創立60周年祝賀会を日本橋ロイヤルパークホテルにて、
230余名の出席を得て、盛大に挙行いたしました。
10年の一区切り、そして60年という大きな節目に会員、役員のご協力を得て、
素晴らしい祝賀会ができたことは感謝の言葉以外ございません。ありがとうございました。
次の60年などとは思いませんが、これからの10年、そして1年1年を確実に進んでいくことを考えております。
書道は文化だと申している方が多々おります。
しかし、その文化の庇護の上に胡座をかいていては何時かは書道は消えてしまうと思います。
何時もその危機感を持って行動しなければならないと考えます。
そのためには、書道の良さを表現していくことが大切なことかと思います。
しかし、それをどのように表現するかがこれからの大きな課題と考えます。
私事ですが、本年6月に60歳となります。また、一からの始まりです。
初心に戻り、これからの1年1年を大切にし、更なる高みに挑戦して参ります。
最後になりましたが、会員皆様方のご健勝、ご健筆をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
- 2015/01/01(木) 00:00:00|
- ご挨拶
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早いです。早すぎます。五十周年を終えたのがつい昨年のような気さえします。
十年一昔という言葉があるように、この十年の間に本会にも様々なことがありました。
まず私事ですが、日展に十年連続入選させて頂き、
謙慎書道会常任理事、読売書法会理事の立場になることが出来ました。
たった十年でこのような立場になることなど考えてもみませんでした。
ひとえに樽本樹邨先生、牛刀会の諸先輩、先生方のお力があってからこそです。
また、会のホームページを立ち上げ、海外からの入会、御門弟一門の入会など、
少しではありますが、青硯書道会の認知度を上げたと思っております。
しかし、少子化、高齢化の大波には立ち向かうことができず、厳しさが増していることも事実です。
どの世界でも同じだと思うのですが、新しい力が入って来なければ衰退の一途となってしまいます。
次の十年で書道という文化がどのようになっていくのか、楽しみでもあり、不安でもあります。
微力ながら命ある限り本会の旗振りとなり、会員皆様の先達となってまいる所存です。
最後になりましたが、本会顧問、賛助員、役員、会員の皆様方へ、
ご尽力、ご協力に感謝申し上げるとともに、これからもご協力をお願い申し上げます。
- 2014/11/03(月) 10:34:16|
- ご挨拶
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今月号で会誌『青硯』が700号を迎えることができました。
会誌を重ねて積むと約2メートルの高さ。
その高さの中には色々な思いが入っており、一口に申し上げることはできません。
毎月遅れることなく、また、統合誌もなく700号までできたこと。
小さな書道会の吹けば飛ぶような会誌ですが、58年の月日と小さな誇りがつまっております。
また、青硯の歴史として会員一人一人の思いがつまっていることと思います。
これからどのような方向に進んで行くかは会員の皆様の力にかかっています。
700号は過程であって結果ではなりません。800号、900号と続くことを祈っております。
700号の節目を大切に、また一からの始まりです。今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。
- 2013/02/25(月) 19:45:02|
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新年明けましておめでとうございます。
今年は5月に開催いたします青硯展が25回目となります。
第40回青硯同人展にて併催いたしました「中国清代書画展」に、新たに数点作品を加え開催する予定です。
会員の皆様には、夏の読売展に向けて青硯展に出品するのも一つの方法です。ぜひとも挑戦してください。
切磋琢磨、頑張って参りましょう。
また、今年は会誌「青硯」が3月号にて700号を迎えます。
会員の横のつながりのため藁半紙数枚での出発から、私が生まれた時より印刷本となり、58年と4ヶ月。
1号1号の積み重ねですが、休刊や遅れることなく続いていることは大きな誇りとなっております。
701号から800号、900号、1000号と続くことを目標に、新たな出発です。
「一年の計は元旦にあり」との言葉がありますが、
今年こそ、今年こそは、と思いばかりが強く、何一つできずに一年を終えてしまいます。
今年はあまり大きな目標を作り過ぎず、一日一回筆を持って書くことを目標にいたします。
あまり自分にプレッシャーをかけないように、書に関して目標を一つでも作って参りましょう。
昨年中のご支援ご協力に御礼申し上げるとともに、本年も更なるご支援ご協力をお願い申しあげます。
今年一年、進歩が見られる年に、そして皆様方のご健筆を願っております。
- 2013/01/01(火) 00:00:00|
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